最近は「脱白髪染め」とか「白髪ぼかし」というワードが溢れかえっております。

で、そのほとんどがブリーチを使ってハイライトを入れ

明るくなった部分に色を入れて、全体を馴染ませるという感じです。

その際に筋がくっきりと見えるようにすると「映える」ので、みなさんアイロンを使って面を整え、コームを使って毛流れを整え、指で軽く持ち上げて内側の影の部分を出してより筋感を引き立たせています。

（生成AI画像です）

これが今の「白髪ぼかし」のスタンダードなんですが、私の中ではこれは白髪ボカシではなく

「難易度高いデザインカラー」

なんですよね。

なので

「もう白髪染めも面倒だしやめたい」

「染めてもまたすぐに生えてくるし大変」

「毎月染めるので出費を抑えたい」

という考えで行うのは全く見当違いな判断となります。

だってこういうカラーをするには時間もお金も普通のカラーよりもかかります。

そして染めた色がずっと続くわけではなく、色落ちがありますから１〜２週間で金髪に戻っちゃうんですよ。

なので美容師は「自宅で紫シャンプー使ってください」なんて言うんですが、これも使い方間違うと大変なことにもなります。

ってか、そもそも家でそんなことするの面倒じゃない？

で、結局金髪の汚い色のままでは嫌だから、１ヶ月くらいで美容室に行ってキレイにしてもらいます。

・・・

毎月白髪染めするのと変わんなくないですかね？

すごく明るい髪が好きだったりデザインとしてのカラーが好きな人には良いですが、SNSを見ていると（言っちゃ悪いですが）

「この人、今後どうするんだろう・・・」

と思う人が少なくありません。

50代、60代になり、髪の体力も無くなってきているのにブリーチをして髪の体力を奪い、長時間の施術で腰は痛いし肩は凝る。

加齢により癖毛になっているのをアイロンでキレイに整えてもらってツヤツヤサラサラに仕上がっているけど、明日から自分で毎日これやれるの？

と思うわけですよ。

SNSだと良い部分しか見えませんが、こういった部分も考えていった方がいいと思います。

次回はオヤマダが考える「白髪ボカシ」について書きますね。

それではまた

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