白髪染めからの卒業
今日は「山の日」ですね。
まだまだ馴染みのない祝日ですが、夏休みが長くなって良いじゃないですか。
今日から夏休みのお客様も多いですが、大切な集まりの前の身だしなみは大丈夫ですか?
アプレは本日ほぼ満席ですが、明日12日土曜日は空きがありますよ〜!
ご予約お待ちしております。
さて、先日ご来店のお客様が
「定年で仕事も辞めちゃったし、もう白髪染めを卒業しようと思うの」
とご相談されました。
これからは自分の白髪と付き合っていく方向ですね。
それはそれで良い決断だと思います。
私も昨年から白髪染めを卒業しました。
まずは白髪染めの辞め方ですが、2つあります。
まず1つは「染めてるところが無くなるくらい短くする」です。
これで一気に白髪頭になりますが、坊主頭やベリーショートになるかもしれません。ある程度の長さになるには、しばらくツートーンカラーを我慢するしかありません。
2つ目は「白髪染めをグレー系に変え、徐々に違和感なく白髪に移行する」です。
通常の白髪染めはブラウンがベースになってます。
たとえ黒に染めているとしても、ブラウンが濃くなった黒なので、色落ちすると茶色くなります。
そうすると、他の髪とのなじみが悪く、白髪との境目もハッキリしてしまいます。
茶髪と白髪はなじみが悪いです。
そこで、「白髪染めをやめたい!」と考えたら、そこから半年〜1年越しでの計画を立てます。
まずやるのは「もう染めないこと」ではなく、「グレーベースの白髪染めをする」ことです。
この際は白髪を100%染めるのではなく、70%くらい染まれば良いと考えます。
こんな感じ。
すると次に白髪が伸びてきたら、白→グレー→茶髪となります。
次の2ヶ月後に染める時は、前回よりも薄いグレーにします。
伸びると白→薄いグレー→グレー→茶髪となります。
その次は3ヶ月後にさらに薄いグレーで染めます。
続けることで徐々に違和感なく、白髪に移行できます。
白髪をグレー系で染めた仕上がり。
白髪頭を楽しむのは良いですが、今まで染めていたら急に変わることは困難です。
しっかり計画を立て、徐々に違和感なく変わっていきましょう。
それではまた。
福岡市中央区警固2−18−17
オヤマダ オサム