東証終値 約33年ぶり3万2000円台

 

こうなってくると起きるのが投資への資金移動です。

 

NISAとかiDeCoは知っているけど、まだ何も始めてない！！ヤバい、これは何か始めなきゃ！

 

という人が増え始めます。

 

その一方で、前から投資をやっている人は

「靴磨きの少年」

の話を思い出し、割高になった株を売る準備をしております。

 

「靴磨きの少年」とは、普段から株や投資を一切しない人が株に熱狂している時は、相場が天井に近く暴落に気をつけましょう。という比喩です。

 

では黙って指を咥えて見守るしかないのか？というと、そんなことはありません。

 

全く投資をやってないんだったら、いきなり個別株に数十万とか使うのではなく、まずは無理のない範囲で月に数千円から始められる積立投資などを始めたらいいんです。

 

もちろんそれでは大儲けはしませんし、元本割れの可能性もあります。

 

しかし、今まで全く投資をやってなかった人ほど、私から見たらギャンブルと同等の無茶な投資を始めちゃったりします。

 

以前もお客さんから

「投資の経験無いけど、老後の為にマンション投資を始めようと思って」

と言われてひっくり返った事があります。

 

これはジョギングすらした事がない人が、いきなりフルマラソン走るようなもんですよ。

 

不動産投資がダメというのではなく、知識が無いのに大きな資金を使う投資をするのがダメという話です。

 

知識や経験が無いんだったら、リカバリー出来る範囲でまずは始めてみましょう。

 

そして初心者は基本的に「長期・分散・積立」の資産運用が良いと思います。

 

私の場合ですが、6年くらい前からある積立投資をしております

この間に何度も元本割れをしてましたが、最初から20年くらいを目安に始めているので全く気にせずに続けていました。

 

すると今では（金額は伏せますが）３３％ほどの含み益が出ております。

投資総額が10,000円だったら13,300円になってるという事です。

 

銀行に預けてても10,001円にもなってないと思うので、今のところ順調です。

 

投資の知識や経験が無い人のもとには良さげな話がたくさん舞い込んできます。

 

これは割高な商品を売るには知識が無い人の方が良いからです。

 

本当に良い話というのは知識や経験と資金が豊富にある人のところに集まります。

 

良い不動産情報はまずは顧客に向けて話を持っていきます。

 

それから不動産投資無料セミナーで集めたリストに向けて勉強会を開催し、個別相談の中で残った商品の営業をしているのです。

 

間違いなく、なんの関係性も無いあなたのところに美味しい話を持っていくわけがありません。

 

その辺り盲目になりやすいのでご注意ください。

 

それではまた