先日お客さんから

「今度パーマをかけようと思うから、今回はそれに向けてのカットで」

との希望を伺いました。

どんな感じのパーマが希望なのか聞いてみると

「ゆるめのパーマで、流れるような感じで」

とのこと。

カットが終わり、スタイリングの時パーマスタイルをイメージしやすいように、アイロンを使ってゆるくカールを作り髪の毛を流すようにしてみました。

仕上がりを見てお客さんは

「なんか違うんよね。もっとストレートっぽく激しい感じで」

と言われました。

こうして文字にすると矛盾点がわかりますが、多くの人は頭の中のイメージを言語化するとこんな感じになっちゃうんですよ。

それにヘアスタイルのイメージを言語化出来ても、そのイメージが人によって違うのも問題です。

たまにお客さんがイメージを伝えようとして

「こう、なんて言うかな、こんな感じで〜わかる？わかるよね？」

と、同意を求めてきますが全然わかりません。

まあ長年担当しているお客さんならなんとなくわかりそうな気もしますが、それでもわかりませんよ。

よく「おまかせで！」と言われますが、それも

「（オヤマダさんの作るスタイルはどれも好きな感じだから）おまかせで！」

だったら良いけど、

「（やりたいスタイルはあるんだけど、それをうまく伝えられないから）おまかせで！」

だったら、おそらく満足度は低いんですよね。

そうならないように、やってみたいヘアスタイルのイメージがあれば、絶対見せた方が良いですよ。

（湘南美容外科紹介しましょうか？）

「髪質が違うし・・・」「モデルさんと顔が違うし・・・」「アイドルの写真とか恥ずかしい・・・」と思う人がいるのも理解しております。

でもだからといってせっかく持ってきた画像を２、３秒チラッとだけ見せてすぐに消してしまうのは美容師的には困っちゃうんですよ。

１番ありがたいのは事前に画像を送ってくれることです

こんな感じで。

これだとイメージを共有出来ますし、事前に作戦も立ててるので当日スムーズです。

特にヘアスタイル変えたい時なんかは必須と言っても良いと思いますよ。

是非是非ご参考にしてください。

それではまた

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