自分の実力を知ろう
先日流れてきたこのニュース
栗城史多さんエベレスト下山中に遭難 遺体で発見
彼を知ったのは8年ほど前で、この本が電子書籍になってたのがきっかけです
それ以来、特に気にしていたわけではないのですが、登頂失敗のニュースや指を凍傷で切断するニュースを見るたびに思い出していました。
しかし今回はお亡くなりになったということで、関連記事をたくさん読んでいたら、どうも私が思っていたような人物像とは違ったみたいです。
登山というもの、ましてや世界最高峰のエベレストに挑戦するというと、登山のとの字も知らない私はそれだけでリスペクトの対象になってしまいます。
しかし、専門家から見ると記事中にもありますように「大学野球の平均的レベルの選手」が「メジャーリーグのトップ」を狙っているようなものだということです。
そうなると見方も変わってきますよね。
彼が「登山家」ではなく「下山家」と揶揄されて非難されているのは知っていましたが、妬みや嫉妬いう類だけではなく、こういった側面もあったんだな。と今更ながら知ることができました。
さて、美容師でも同じようなことがあります。
例えばお客様から
「縮毛矯正をかけて、毛先はパーマで」
なんて言われたとします。
で、これを自分ではやったことがないのに、
・先輩がやっていたから
・SNSで他の美容師さんがやっていたから
・勉強会で習ったから
というだけで、お客様に施術しちゃう人もいるんですよ。
で、その結果、髪がビビり毛に。。。
出来ないなら出来ないって言ってくれた方が、お客様にとっても良いはずなんですよ。
でも変なプライドが出てきちゃうのか、「出来ない」って言えないんですよね。
「美容師」といってひとくくりに考えている方が多いとは思いますが、実はそうではないですよ。
探究心が深く、失敗や成功の経験も多く、なお勉強を絶やさない美容師もいれば、仕事として最低限のことができれば良いと考えて仕事をしている人もいます。
ほとんどの場合は特に問題はないのですが、シビアな施術になる場合、髪の状態が大変なことになっている時は、担当する美容師によってかなりの差が出てくることは大いにあり得ますよ。
(先ほどのビビり毛の方を施術させていただきました)
梅雨時期になり、縮毛矯正が多くなる時期です。
それに伴い、髪の毛の事故も増える時期でもあります。
皆様どうかお気をつけください。
ではまた
美容室アプレ
福岡市中央区警固2−18−17
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SHOWAけやき通りビル4F
2018年05月24日
オヤマダ オサム
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