「右は良いんですけど、左はすぐハネちゃって・・・」

 

「左はまとまるけど、右がいつもまとまらないんです」

 

と、お悩みのお客様は非常に多いです。

 

なぜ多いのかというと、髪の毛はつむじの流れに沿って生えているので、みんな左右差があるからです。

 

皆さんは髪の生えている方向を気にすることは無いでしょうが、美容師はこの「毛流れ」をとても大事に考えます。

 

これを無視して施述すると、スタイリングが楽になりません。

 

例えば先日ご来店いただいたお客様。

特に毛流れが強く、髪のクセもあります。

 

この毛流れをわかりやすくすると

左右で全然違うことがわかりますね。

内側の毛流れの強いところ

 

これを人形を切るように、左右対象に切っていくと、仕上がりは左右の長さがそろいません。マ◯◯◯ミリーに行った人が良くなってます

 

お母さんが子供の髪を切ったら、左右差が出来てどんどん短くなってしまうというのはこのケースです。

 

なので、その毛流れを見極め、髪の落ちる位置にしっかりと隙間を作り、そこに髪が収まるようにする技術が必要になってくるのです。

 

こうすることで、毛流れによる左右の収まりの差は解消されます。

 

また、この毛流れによるハネを抑える乾かし方というのがあります。

 

それは、シャンプーの後、前から後ろに向けてドライヤーを当てるのではなく、

後ろから前に向けてドライヤーを当てるのです。

 

その際、自分が下を向いてドライヤーを上に持ってくるのがやりやすいですよ。

 

左右も同様に乾かし、乾いたところでスタイリングすると、左右のハネが出にくいです。

 

ぜひお試しください。

 

 

それではまた