アイロンで火傷?
歌舞伎、ジャニーズ、ビッグモーターに続いて2023年の大きなニュースの宝塚。
先日お客さんから
「ヘアアイロンで火傷って、そんなにしょっちゅうあるもんなんですか?」
と聞かれました。
これですね。
まあお分かりかと思いますが、ありませんね。
ヘアセットの時にアイロンを使って火傷はもちろん、熱い思いをさせた事もあまりないと思いますよ。
ただ、縮毛矯正の時に火傷(まではいかないが)をさせたことはあります。
縮毛矯正ってクセを真っ直ぐにする、それこそ手術のようなものなんですけど、180度の熱を根元近くから当てないといけないんですよね。
そしてクセを伸ばす為には、ある程度の水分も必要になるのですが、その水分量が多いとアイロンを当てた時に蒸気となって地肌に当たって
「あっっつ〜ぅうううう!!!」
となってしまうんです。ごめんなさい。
でもね、縮毛矯正でアイロンを使っている時、熱を入れた髪をすぐに指で挟むので、自分の指の間はかなり火傷のようになっているんですよ(だんだん慣れてきますが)。
ヘアセットの時のアイロンはスタイリング剤程度の水分で大丈夫なので、蒸気が出ることはありません。
なのでアイロンが直接肌に触れない限り火傷はしないと思います。
自分で自分の髪をアイロンでセットする時は、鏡を見ながらなので失敗して肌に当たる事もありますが、それでも年に数回とかじゃないですかね?
人の髪をセットする時は(よほど不器用じゃない限り)その可能性は低いですよ。
ちなみに自分でアイロンを使ってセットをする時の温度なんですけど、140度〜160度くらいが良いと思います。
美容師はもっと高い温度でスパッとやる人多いんですけど、自分でやる時は髪に当てる時間が長くなりがちなので、低めで設定してカールがつきにくいと感じたら温度を高くする。って感じの方が良いと思います。
特に髪にダメージがある人はアイロンの熱で進行しやすいので高温にならないよう注意し、熱から髪を守るケア剤をつけて保護していきましょう。
髪の毛が濡れた状態でアイロンを使うのはご法度ですよ。
前述のように火傷のリスクが高まりますし、何より濡れた状態だとカールが上手くつきませんからね。
しっかり乾かしてから使ってください。
それではまた
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