ヘアカラーのアレルギー
ヘアカラーは現代のオシャレに
欠かせないものとなっておりますが、
ヘアカラーでのトラブルも
増えてきてることと思います。
今日はそんなトラブルの中の
『ジアミンアレルギー』
について書きます。
まずジアミンというのは
多くのヘアカラー剤に含まれる染料の種類です。
普段何気なくしているカラーですが
ある日突然このジアミンにアレルギー反応を起こしてしまうことがあります。
症状は頭皮・髪の生え際・まぶた・額・耳の後ろ・首すじなど、
ヘアカラーの薬液が直接接触したところや
洗髪時のすすぎ液が接触したところに
かゆみ・赤み・腫れ・ブツブツなどの皮膚炎症状が出ます。
かぶれがアレルギー性接触皮膚炎の場合
染毛6時間後~半日後くらいよりかゆみを感じ
その後にかゆみ・赤み・腫れ・ブツブツなどの
皮膚炎症状が出始め
染毛の48時間後に最も症状がひどくなります。
さらに症状がひどいと、顔全体が腫れたり、
薬液等の接触していないところまで
皮膚炎が拡大したり
呼吸困難になることもあります。(アナフィラキシーショック)
ヘアカラーを使用してかゆみのみ感じた場合でも、
染毛毎に感じたり、強く感じたりした場合は
アレルギー反応の可能性があります。
染毛後に、かぶれ症状が認められた場合は必ず、
皮膚科医の診療を受けてください。
本来であれば全員にパッチテストの必要が
ありますが、美容室では現実的ではありません。
今まで大丈夫でも突然なるのがアレルギーです。
花粉症と似てますね。
もしジアミンアレルギーになった場合
普通のカラーリングは出来ませんので
アプレではこのようにヘナを使うか
ノンジアミンカラーで対応しております。
ご心配な方はご相談下さい。
2015年02月08日
オヤマダ オサム
オヤマダ オサム