髪を暗くしたい人に捧げる
「明るい髪も飽きたから、ちょっと暗くしようかな?」
とお考えの方は多いかと思います。
しかし、実は髪を暗くする時ほど失敗が多いものなのです。
カラーリングの格言に
「明るすぎは失敗、暗すぎは大失敗」
というものがあります。
明るくなりすぎた髪は暗くすればいいのですが、暗くなりすぎた髪は明るくすることは困難なのです。
通常のカラーリング剤は髪の毛を明るくする為にできているもので、メラニン色素を破壊することができます。
しかし、カラーで暗くなった髪は、メラニン色素ではなく人工的な色素によるものです。
通常のカラーリング剤では人工的な色素を破壊することは(あまり)できません。
美容師はそれを考えているので、
・今後明るくするにはどのくらいの期間が必要か?
・明るくするにはどのような工程が必要か?
・その為にどのカラー剤で暗くするか?
・色持ちはどのくらいを目安にするか
などなどを考えて施術します。
しかし、それを簡単に考えて市販の泡カラーなんかで染めちゃったら、取り返しのつかないことになりかねません。(泡カラー撲滅委員会会長)
『明るく染める時は美容室だけど、暗くするのは自分で』
なんて安易に考えている人がいらしたので、このエントリーを書きました。
参考になれば幸いです。
それではみなさんまた明日。
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2015年10月30日
オヤマダ オサム
オヤマダ オサム