ハサミのこだわり
みなさんこんにちは。
ダウンタウンのまっちゃん好きな人とタクシー同席してる時に、運転手が
「まっちゃんとか浜ちゃんとか全然笑えん」
と言い放ったので、密室の中凍りついてしまったオヤマダです。
だから個人タクシー嫌なんだよ・・・。
さて、美容師の商売道具でもある「ハサミ」。
最近お客様からよく
「ハサミたくさん持ってるんですね!」
と驚かれます。
私の場合、ハサミは総勢7本!
ハサミはケースに入れて腰にぶら下げています。
大きく分けて、普通のハサミが4本、すきバサミが3本です。
実はこれ以外にも、予備&旧型モデルが5本ほどあります。
この使い分けはカットの方法、ヘアデザイン、髪質、髪の量、髪のダメージなどによって変えていきます。
昔一緒に働いていたオーストラリア帰りの美容師は
「俺はハサミ1本で全部のカットをするのがこだわり」
なんてかっこいい事を言ってたんですが、私からしたら
「自分の仕事に投資をしない残念な奴」
としか見えなかったですね。
実際、カットにものすごく時間がかかってましたし最後はセクハラで解雇されましたし。
美容師にとってハサミは商売道具ですから、お客様の髪を大切に扱う気持ちがある人ほど、ハサミにもこだわりがあります。
もしあなたの美容師が、美容学校で買った韓国製の1万円のハサミを使ってカットしていたら、口ではなんだかんだ言いながらもそれだけのこだわりですよ。
(え?1万円のハサミって安いんですか?)
あぁ、皆さんはハサミの相場がわからないですよね。
私のハサミ1本、軽くその10倍はしますよ!
皆様の大切な髪を切らせていただくわけですから、プロとして恥ずかしくない道具を使いたいですからね。
その辺のハナタレ若造美容師が
「そんな高いハサミ買うよりも趣味や生活費にお金を使いたいですね」
なんて言ってたら、
(こいつら下手なくせに向上心も無くて、おっさん美容師まだまだ安泰じゃないか)
とほくそ笑みますね。はっはっは。
そんな私のハサミのこだわりは
・指のフィット感
・触点から刃先の角度
・重さ(軽さ)
・薄さ(厚さ)
・小指かけの丸み
など沢山あります。
そのおかげなのか、25年以上仕事をやっていて、1度も腱鞘炎になったことがありません。
長く働く意味でもいい道具を選んでいきたいものです。
それではまた
オヤマダ オサム