カラーの色持ちを良くする方法
お客さんで
「カラーが落ちてきた」
と表現される方がいますが、よくよく聞いてると
髪が伸びて、根元の白髪が目立ってきたことを指してることがあります。
これ、正確には「カラーが落ちた」のではなく、単に「髪が伸びただけ」です。
美容師的に「カラーが落ちる」というのは
こういうカラーにしてたのが、
こうなっちゃうようなことなんです。
で、今回はこの「カラーを長持ちさせるコツ」についてお話しします。
(なんか色がすぐ抜けちゃうんだよな〜)
という方はご参考にしてください。
まず一つ目。
【シャンプーを極力しない】
カラーの色が落ちる最大の原因はシャンプーです。
この回数が減れば、色持ちは劇的に良くなります。
髪が濡れることでも色落ちはしますので、プールや海はもちろん、シャワーや汗をかく事も控えましょう。
その2【シャンプー剤はアミノ酸系のものを使う】
とはいえ、1週間シャンプーしないわけにもいきません。
そのシャンプーを出来るだけ洗浄力の優しいものにすると、色持ちは良くなります。
よく若い子でハイトーン(すごく明るく)でペール系(薄い色)のカラーをしてるのに、シャンプーは市販の安いものを使ってる人がいます。
これ、時間とお金をかけてキレイな色にしたのに、自分の手でどんどんそのカラーを落としちゃってることになるんですよ。
もったいないですよね。
もし、どうしてもそういうシャンプーしかなかったら、
・シャンプーを薄めてサッと洗う。
・お湯はぬるめか水で流す
・髪は最後に洗う
・洗った後はすぐにドライヤーで完全に乾かす
ということで色落ちを防いでください。
その3【濃い目の色でカラーする】です。
カラーはどうせ落ちるものですから、最初は少し暗いと感じても「色持ちが良い」と考えましょう。
染めた瞬間がジャストだったら、次のシャンプーから色は薄くなりますから。
最後にこれは美容師側の問題になりますが、カラー剤の強さ、濃度で色持ちは変わります。
特にハイトーンの色をしてるわけじゃなく、自然な色で染めたのに、時間が経つと金髪のようになってしまう・・・
という方は、髪質が薬剤に弱いんですよね。
その場合、カラー剤の強さ、濃度を変えることでそれを防ぐことが出来ます。
一度担当美容師さんに相談してみましょう。
それで変わらなければ、その知識が無いと思いますので、もう諦めて金髪ライフを楽しんじゃいましょう!
以上を踏まえてカラーを楽しんでください。
それではまた
福岡市中央区警固2-18-17
オヤマダ オサム