昔の美容師は丁稚奉公と言って、雇い主とは師匠と弟子の関係がありました。

 

「技術を教えてもらうかわりに身を粉にして働く」

 

って感じです。

 

私が仕事を始めた時は、そういう時代から変わりつつある時期で、ちゃんとお給料も出てましたけどね。

 

そして現在は美容師とはいえ、あくまでも雇い主と従業員の関係です。

 

お給料を払って、それに見合う働きをしてもらう。

 

働きに見合うお給料が出せなかったら、違う場所で働く。

 

ドライだけど、そういう時代です。

 

昔はよく「弟子にしてください！」

 

なんて子がいたものですが、最近では全く聞かないですね。

 

という私も誰かの弟子になりたいとは全く思わないのですが、弟子を取りたいとはずっと思ってました。

 

なので、独立前には新人が入ってくる度に

 

「俺の弟子になれ！」

 

と言って師匠面をするのを楽しんでおりました。

 

 

あれから20年。

 

その時の「弟子」が連絡して来ました。

 

詳細は省きますが、久しぶりに美容師の仕事を再開したことの報告でした。

 

仕事をしてると私の指導を思い出すんだって。

 

弟子はいつまでたっても弟子です。

 

そうやって影響を与えられたのなら、こんなに嬉しいことはありません。

 

私も師匠として、恥ずかしくない美容師の背中を見せていきたいと思います。

 

４９歳になりました・・・

 

 

ちなみに「弟子」は随時募集しております。

 

「弟子」になると、技術や知識はもちろん、筋トレやポケモンGOのことなどを詳しく知ることが出来ます。

 

（こんな師匠は嫌だ）

 

それではまた